フェルデンクライスのレッスンにはいろいろなものがあって、目にフォーカスしたレッスンもある。
目の動きは体の組織化に大きな影響があると言われているし、私も最近は身を持ってそう感じる。
最近は目の動きの左右差がひどくなってきた。10年くらい前にワークショップに参加した時に先生から左目のことを言われたことがある。当時は実感としてよくわかっていなかったけど、今ならなんだかわかる気がする。
目が疲れるのは年のせいもあるだろうけど、体と同じでいつも同じ筋肉しか使っていないんだろうと思う。
レッスンの始めに目を閉じて水平線を見ているようにイメージしたら、水平線を見ることが出来ないことに驚いた。なんと左目が動かない。これはヤバい。そして右目はぼーっとしている。視力はそれほど左右差はないけど、使い方がまるで違う。
レッスンの終わりにはちゃんと水平線を見ることが出来るようになっていた。
周辺視にフォーカスしたレッスンをしたあとで、外を歩いたり運転したりする時に、そんな感じで過ごしてみた。今までとは風景がかわる。思っているよりも横も見える。
こうなると脳の処理も変わるんだろうなあ。いろいろ影響ありそうだなあ。
同じ場所にいても、みんなみている風景は違う。
そして、鏡をみると額の縦シワが薄くなっていた。