ヨガ・ヨガクラス関連」カテゴリーアーカイブ

仰向きで膝を曲げて脚を立てる

どうやって脚を立てているか、脚がどのように立っているかで、次の動作のやりやすさはずいぶん違うよ。ほんとに違う。

フェルデンクライスのレッスンでは、楽に脚が立つ道筋、位置を失敗を繰り返しながら時間をかけて探ることもある。

その過程で、たとえその時はよい位置が見つからなかったとしても、体の状態は変化していく。

私(プラクティショナー)がその人の脚を立ててみると、本人が立てていた位置や想像している感じと違うことも多いらしい。

可能性はまだまだあるんだよね。

骨盤が立たないのは太腿の裏が伸びないから?

脚を伸ばした座位になるとき、どうやってその姿勢になりますか?どう動いていますか?何をしていますか?

それが座りやすさにとても影響しています。骨盤が立たない人はハムストリングスが伸びないからと言われることが多いと思う。それもあると思うけど、それだけでもないと思っている。

2019年が終わります

最近はブログやホームページの更新が滞っていることが多く、どうもすみません。

パソコンを買い替えたこともあり、うまく接続できないことが多く、やっと少し動かせるようになりました。

今年ヨガのクラスで感じたことは、ヨガのポーズでも余計な力を入れないほうがうまくいくことが多いことです。今までも知っていたつもりでしたが、今年は特に感じました。

ヨガだと筋肉を鍛えるみたいな印象を持っている方も少なくないかと思います。

けれども、余計な力を入れないほうが、使いたい筋肉も使いやすくなります。

ただ力を抜いて、たらたら動くこととは全く違いますが・・・。

 

来年もシンプルにやることを目指したいと思います。

どうぞよろしくお願いします。

 

ヨガのクラスでは生徒募集しています。

詳細はこちらをご覧ください。ヨガクラス・スケジュール

 

呼吸に聞いてみる

自分のからだの状態を客観的に認識できない場合は少なくありません。

私達は自分の普段の感覚が基本になっています。

例えば立位で足を腰幅くらいに開き、

左右の足に均等に立ってみてといった場合、

四つん這いで左右の膝に同じ重さが乗るようとしてといった場合、

自分が普段立っている足の方により乗った状態で中心を決めてしまう

ということが少なからず起こります。

 

こちらから指摘をすると驚き、

実際に私が力をかけてみると、

自分が最初にいた場所よりも安定感が増すことに驚いたりします。

 

骨がうまく立つ場所にいることは、

その状態での体験がほとんどないために、

最初は少し変な感じがすることもあるようです。

自分としては中心ではなくて、

より右に乗っていたり、左に乗っていたり感じます。

普段右に乗っている人は左にすごく乗っている気がします。

 

立位で骨盤を立てて、ほぼ骨で立つような位置に調整した場合は、

ほとんどの人が前かがみになっていると感じます。

けれども周りで見ている人は、そんなことには感じません。

より背が高くてすっきりした印象を持つ場合が多いのです。

 

ヨガクラスでやる場合は、ATMやFIの結果でそうなったのはないので、

本人はすぐに普段の姿勢に戻ってしまうことが多いのですが、

感覚だけでも感じてもらいたいのと、

どこから動くかで動きやすさが違うことを感じる機会になります。

自分の姿勢を客観的に感じることは難しいのですが、

動きやすさの違いは多くの人が感じます。

 

それからほとんどの人がわかるのが自分の呼吸の深さです。

小学生でもはっきりと違いを言います。

 

どう立っているかで呼吸は全然違います。

楽に立っているなら呼吸は自然に深くなります。

 

フェルデンクライスのレッスンでは、

息を止めていないか、呼吸は楽にしているかと

呼吸に注意を向ける指示をよくします。

 

自分の姿を見ることはできませんが、

普段の生活でも呼吸を目安にすることは

1つの方法だと思います。

 

膝や肘

腕を上げるときに、肘の存在が薄い人は少なくない気がします。

腕を上げると言っても、自分の状態や腕の上げ方もいろいろあるので、

ざっくりした印象です。

膝も歩行中はあまり意識されていない気がします。(痛い人は違うと思います)

 

ところが腕を伸ばすとか、脚を伸ばすといった場合には、

膝や肘周りの筋肉がとてもがんばる人は多い気がします。

膝や肘が上手に使えると、いろいろと楽になる場合が多い気がしています。

 

私は左膝を昔痛めているので、今でもその影響が残り、

脚の太さも違います。左ひざも時々痛みます。

元々膝周りのテンションがとても強く膝は過進展でした。

膝がやわらかく使えていれば、大学生のときに、

膝の怪我が悪化しなかったのではないかと思いますが、

そのときはそんなことはかけらも考えたことはありませんでした。

 

からだの使い方という概念が自分の中に生まれてきたのは、

やはりフェルデンクライスメソッドに出会ったからなのだと思います。

 

肩が楽になる

最近ヨガクラスが終わった後によく聞く気がします。

昔よりもよく聞く気がしています。

ここ数ヶ月、かなりしつこく生徒がどう四つん這いになるかに

取り組んでいます。

多くの人が腕や肩周りや背中に力が入っているので、

それをしないようなやり方をあーしたり、こーしたり探っています。

 

肩周りをよく動かすということではなく、

腕や肩、背中によけいな力を入れないことで、

肩甲骨も動きやすく、首も楽になります。

 

余計な力を入れたままで、肩周りを動かしても、

肩が楽になるということはあまりないと思います。