からだ関係雑感」カテゴリーアーカイブ

2019年が終わります

最近はブログやホームページの更新が滞っていることが多く、どうもすみません。

パソコンを買い替えたこともあり、うまく接続できないことが多く、やっと少し動かせるようになりました。

今年ヨガのクラスで感じたことは、ヨガのポーズでも余計な力を入れないほうがうまくいくことが多いことです。今までも知っていたつもりでしたが、今年は特に感じました。

ヨガだと筋肉を鍛えるみたいな印象を持っている方も少なくないかと思います。

けれども、余計な力を入れないほうが、使いたい筋肉も使いやすくなります。

ただ力を抜いて、たらたら動くこととは全く違いますが・・・。

 

来年もシンプルにやることを目指したいと思います。

どうぞよろしくお願いします。

 

ヨガのクラスでは生徒募集しています。

詳細はこちらをご覧ください。ヨガクラス・スケジュール

 

考え方がフェルデンクライスっぽいと思う

みんなのミシママガジンに連載されている

平尾剛さんの「脱筋トレ宣言」が面白い。

読みながらいちいち納得してしまう。

動きの考え方はフェルデンクライスに近いと思う。

 

少し前にNHKの筋肉体操を面白がってみていた。

先生の掛け声や武田真治のしぐさや表情が面白かった。

若者の筋肉は無駄な見せるための筋肉だなあと思った。

見せるための筋肉は動きの邪魔になるよねえ~。

 

自分でもやってみた。

膝をつけない腕立て伏せは2、3回くらいしかできない、

スクワットは1分休憩後の早い動きは避け、

ブルガリアンスクワットは最初から膝に手を置いた。

けれども、何となく半分くらいはできるから自分でも驚いた。

筋トレとか全然していないし、腹回りはブヨブヨしている

中年のおばちゃんだけど。

 

フェルデンクライスは筋トレをしている感は全く無いけど、

使える筋肉を育てているような感じかも。

 

楽に歩きたい(5)

大雪が降る前のこと、

歩くときに左足の指があまり動いていないと気がついた後で、

お風呂に入り、湯船でつかり、膝を少し曲げて、足の裏を浴槽の壁(?)に置いていた。

足はお湯から出てる。

家の湯船は脚を伸ばして入れる大きさでないので、

どちらにしても膝は曲げることになるのだけど、

足裏は底に置いてあるのでなく、お湯が出てくる湯沸し口のある側面に置いていた。

目の高さよりも低い位置で、お湯から出ているので普通に動かせる。

ふと足指で湯船を叩いてみた。

拇指球は湯船に置いたままで、指を上げて湯船を叩く。

右足だといい音がするけど、左足だと全然いい音がしなかった。

 

自分の想像以上に力が違うし、右足指は右脚をそれほど動かさなくても叩けるのに、

左足指の場合は、左脚全体に力が入る。

同じことをやろうとしているのに、

やっていることは左右で全然違う。

 

それからちょっとずつ右と左の違いを調べて、

指1本ずつ叩いてみたり、なんだかんだ遊んでみた。

湯船で何してるんだって感じだけど。

 

ちょっとずつ左足指の叩く音が変わってくる。

違いはまだあるけど、ちょっとずつね。

 

楽に歩きたい(4)

先週の木曜日の午後から雪が積もり始め、

金曜日の朝起きたらすごいことになっていた。

金曜日に駐車場の車を掘り出し、土曜日に動けるようにするために、

午前に2時間半、夕方に1時間、雪堀りをして、

土曜日の朝も30分くらいは雪かきをした。

雪かきをしているときは、あまりに一生懸命になってしまい、

どう身体をつかっているかと観察できる余裕がない。

結果、腰はバリバリになり、怪我をしたことのある膝は少し腫れ、

手首も痛くなる。

あまりに雪が積もったために、予想せずにぬかるし、

(かんじきとかないし・・・)、

膝も久しぶりに痛くなった。

お灸攻撃をして、どうにかやりすごし、

1週間経って、少し落ち着いた。

 

交通の状態がよくないので、雪道もかなり歩く。

残念ながら、雪道を楽に歩くには、

まだまだいろいろ足りない感じ。

 

楽に歩きたい(3)

散歩に行く。左足の甲が痛くならないように、

自分がどう歩いているか感じながら歩く。

 

もう30年くらい前に左膝を痛めて靭帯形成術の手術をしてから、

左脚をかばうように右脚を使っていた時間が長い。

今でも脚の太さは違う。

だから右脚の方がしっかり使えて、

疲れるのも右側が多い。

 

観察しながら歩いていると、左膝がある瞬間に少し内側に入る。

右足の指はかかとをつくときに自然に上向きに動いているけど、

左足の指はあまり動いていない。動いていなかった!

ちゃんと意識しないと左足の指は動かない。

右足のように動かすと、膝が内に入る感じがなくなる。

地面に着地するかかとの場所も左右で違う。

靴の底を見ると減り方が違うのは前から知っていたけど、

確かに違う。

 

こういう足の動きと腰の辺りの違いは確実につながっている。

歩くときに伸びていける感覚が右脚が後ろにあるときはあるけど、

左脚が後ろにあるときは右ほどでない。

 

まあそんなことをいろいろ試しながら歩く。

 

こういうのはATMをやっている感覚に近い。

 

楽に歩きたい(2)

パート先には天気がよければ自転車、雨や雪の場合はバスで通っている。

先日バスで行った、帰りは晴れていたので歩いて帰ることにした。

昨年自転車が駐車場でパンクしてたことがあって、

そのときは自転車を引きながら帰ってきた。

 

それ以来の歩き。履物は歩きやすいブーツ。

歩き出して思い出した。

昔も足の甲が時々痛くなったことを・・・。

今回は左足の甲だけが痛くなった。

靴が合わないのかなあ~とも思ったけど、

それだけでもないらしい。

 

歩いているときに、腰の辺りの動きが左右で結構違う。

 

帰り道は徒歩で40分くらいだった。

 

楽に歩きたい (1)

昨年頃からたまに海まで散歩したりする。

家から海まで片道20分くらい。関屋分水沿いの道を歩く。

歩くと大体右脚の脛骨と腓骨の関節の辺りが痛くなる。

近位脛腓関節の周辺。痛くて歩けないとかそういう痛みではないけど、

歩き始めてしばらくすると、その辺がいつも少し痛くなる。

右脚の鼠径部も時々痛くなることがある。

そこはぴりっとする痛みが走る感じ。

 

そんなことを昨年の夏にトレーナーのエラット先生のFIを受ける際に伝えた。

 

FIは最初から痛みに直接アプローチすることはない。

そのときに気がついたことなどがいくつかあって、

そういえば最近は前みたいに右脚のその辺がすぐに痛くなることはなくなった。

 

呼吸に聞いてみる

自分のからだの状態を客観的に認識できない場合は少なくありません。

私達は自分の普段の感覚が基本になっています。

例えば立位で足を腰幅くらいに開き、

左右の足に均等に立ってみてといった場合、

四つん這いで左右の膝に同じ重さが乗るようとしてといった場合、

自分が普段立っている足の方により乗った状態で中心を決めてしまう

ということが少なからず起こります。

 

こちらから指摘をすると驚き、

実際に私が力をかけてみると、

自分が最初にいた場所よりも安定感が増すことに驚いたりします。

 

骨がうまく立つ場所にいることは、

その状態での体験がほとんどないために、

最初は少し変な感じがすることもあるようです。

自分としては中心ではなくて、

より右に乗っていたり、左に乗っていたり感じます。

普段右に乗っている人は左にすごく乗っている気がします。

 

立位で骨盤を立てて、ほぼ骨で立つような位置に調整した場合は、

ほとんどの人が前かがみになっていると感じます。

けれども周りで見ている人は、そんなことには感じません。

より背が高くてすっきりした印象を持つ場合が多いのです。

 

ヨガクラスでやる場合は、ATMやFIの結果でそうなったのはないので、

本人はすぐに普段の姿勢に戻ってしまうことが多いのですが、

感覚だけでも感じてもらいたいのと、

どこから動くかで動きやすさが違うことを感じる機会になります。

自分の姿勢を客観的に感じることは難しいのですが、

動きやすさの違いは多くの人が感じます。

 

それからほとんどの人がわかるのが自分の呼吸の深さです。

小学生でもはっきりと違いを言います。

 

どう立っているかで呼吸は全然違います。

楽に立っているなら呼吸は自然に深くなります。

 

フェルデンクライスのレッスンでは、

息を止めていないか、呼吸は楽にしているかと

呼吸に注意を向ける指示をよくします。

 

自分の姿を見ることはできませんが、

普段の生活でも呼吸を目安にすることは

1つの方法だと思います。

 

膝や肘

腕を上げるときに、肘の存在が薄い人は少なくない気がします。

腕を上げると言っても、自分の状態や腕の上げ方もいろいろあるので、

ざっくりした印象です。

膝も歩行中はあまり意識されていない気がします。(痛い人は違うと思います)

 

ところが腕を伸ばすとか、脚を伸ばすといった場合には、

膝や肘周りの筋肉がとてもがんばる人は多い気がします。

膝や肘が上手に使えると、いろいろと楽になる場合が多い気がしています。

 

私は左膝を昔痛めているので、今でもその影響が残り、

脚の太さも違います。左ひざも時々痛みます。

元々膝周りのテンションがとても強く膝は過進展でした。

膝がやわらかく使えていれば、大学生のときに、

膝の怪我が悪化しなかったのではないかと思いますが、

そのときはそんなことはかけらも考えたことはありませんでした。

 

からだの使い方という概念が自分の中に生まれてきたのは、

やはりフェルデンクライスメソッドに出会ったからなのだと思います。

 

肩が楽になる

最近ヨガクラスが終わった後によく聞く気がします。

昔よりもよく聞く気がしています。

ここ数ヶ月、かなりしつこく生徒がどう四つん這いになるかに

取り組んでいます。

多くの人が腕や肩周りや背中に力が入っているので、

それをしないようなやり方をあーしたり、こーしたり探っています。

 

肩周りをよく動かすということではなく、

腕や肩、背中によけいな力を入れないことで、

肩甲骨も動きやすく、首も楽になります。

 

余計な力を入れたままで、肩周りを動かしても、

肩が楽になるということはあまりないと思います。