昔の柔道の名人

私は柔道はしたことがないし、正直特に興味もなかった。
フェルデンクライスの創始者、モーシェ・フェルデンクライスがフランスで柔道の普及に貢献したという話はいろいろ書いてあるので知っていたけど、それ以上に突っ込んで調べることはあんまりしなかった。
でも、先日モーシェのインタビュー記事に大雑把に眼を通した時に、モーシェと同時代の柔道家の名前がいくつか載っていたので、ちょっと検索をかけた。柔道の創始者、嘉納治五郎の名前は一応知っていたけど、他の方の名前は全然知らなかった。
そして見つけたyoutubeの画像。動きがきれいで、無駄がなく、踊っているようだった。これが柔道?って感じがした。当時の柔道は柔術の影響が大きく、現代の柔道はそれからずいぶん変化しているようだ。
見つけた動画は三船久蔵十段の動画。「理論の嘉納、実践の三船」といわれるほど、柔道創始者である嘉納治五郎の理論を実践し「柔道の神様」とあがめられたらしい。昭和20年最高位の十段を授けられ「名人」の称を受けたとのこと。「三船久蔵」で検索するといろいろ出てくる。
2分程度のものから日本語の30分くらいのものもありました。
モーシェは柔道から大きな影響を受けていると言っている。こういうのを見ると、それもうなづける。
フェルデンクライスメソッドと日本は実は結構縁があるんです。

昔の柔道の名人」への2件のフィードバック

  1. Reiko

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    三船久蔵十段の動画は、やぎさんの記事にあったように「これが柔道?」という感じですね。
    私は、オリンピックや全日本選手権といったTV放送でした柔道を見たことがないので、それらと比べても、三船十段の動きは柔道とは別物ようです。
    柔道=武術=鋼の身体・かたい動き、というイメージを持っていましたが、三船十段の動きは、フレッド・アステアのダンス(脚さばき)を見ているようで、気持ち良いです。

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  2. やぎ

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    Reikoさん、こんにちは。見ているとまた見たくなる映像ですよね。いい感じに力が抜けていて、見ていて疲れないし。
    モーシェの言葉の中に何回か「mifuni」(きっとmifuneだと思いますが)が出てきて、モーシェも絶賛という感じでした。
    youtubeにupされている動画、いくつかあるので、ご覧になると面白いですよ。小さな子供に大人がなかなか技をかけられないみたいなのもありました。
    本来柔道は大きさとか重さで分ける必要がなかったものなんですね。

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