出てきたり、掘っていったり

フェルデンクライスプラクティショナーでもある友人Nと一緒にATMをすると、おしゃべりATMになって、「やっと背骨が出てきた」とかNは言ったりする。
そうそう埋まっていて固まっていた背骨が出てくる感じする。最初に床に横たわってスキャンをするときには、背骨がよくわからなかったりすることもあるけど、やっていくうちに背骨や肋骨がはっきりしてくる。
一緒にフェルデンクライスのトレーニングを受けていた友人が、以前「自分の体を発掘していくようだ」みたいなことを言っていたこともある。長い間ほったらかしになっていて、土の中深く埋まっているものを見つけていく感じ。
発掘は丁寧に丁寧に失敗を何度も繰り返しながら進めていく作業だと思うけど、フェルデンクライスも同じ。時間はかかるけど、とんでもない素敵なものが埋まっている可能性は高い。

出てきたり、掘っていったり」への4件のフィードバック

  1. Reiko

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    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    はじめまして。
    京都でフェルデンクライスを学んでいます。
    フェルデンクライスのレッスンは
    自分の身体・こころetcを発掘することに似ていると私も感じています。
    合成するのでなく、そこにあるものを「見つける」だけ。
    今求められる、「早くて」「簡単」「これだけ」
    とは違う方向にありますが、楽しいです。

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  2. lemove

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    Reikoさん、コメントありがとうございます。このブログの前は「ひたる時間」という名前のブログでした。そのときにもコメントいただいたことありますので、お会いしたことはありませんが、初めましてではないんです。
    reikoさんが言われるように現代は早く結果や答えが欲しい人が多いですよね。その方向と全く違うアプローチであるフェルデンクライスはわかりにくいメソッドで、本当にどうやって伝えればいいのかボーゼンとしてしまいますが、それだからこそ今の世の中に必要なものなのかもしれません。
    自分でやる分にはとっても楽しいです!

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  3. Reiko

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    「たぶん、一度コメントしたことがあると思うけど…」
    と思いながら、私の記憶が頼りないヤツなので
    「はじめまして」になりました。
    フェルデンクライス
    >自分でやる分にはとっても楽しいです!
    同感です。
    プラクティショナーとして活動する分には…
    まだよくわかりません。

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  4. lemove

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    私も記憶は年々怪しくなる一方です。
    プラクティショナーとして活動して、ATMとかで生徒さんの変化を見るのは、それはそれでとても面白いんです。それは人数の多さに関わらず面白い。
    ただ続けてくれる人が少ないので、その辺をどうやって掘り起こすかってところを模索中です。プラクティショナーが楽しくないわけではありませんです。私の書き方がちょっとうまくなかったですね。
    京都の人達ももうすぐATMティーチャーですね。楽しんでくださいね。

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