これは幸せになりますね!

タイトルは最近ATM(フェルデンクライスのグループレッスン)にご参加いただいているHさんのご感想です。
Hさんはmixiでお知り合いの方が埼玉でATMレッスンを体験されて、その感想を読んで(聞いて?)、新潟でやっている私のレッスンを見つけてご参加されています。
太極拳をずーっと練習されている方で、自分のからだに対しての意識をとても持っていらっしゃいます。
今日でレッスンは4回目でした。毎回いろいろ面白がっていただいています。
今日は腕、肩甲骨、肋骨、脊椎、骨盤などを関係づけていく内容で、特に肩甲骨周りに重点を置いたレッスンでした。
最後に歩いた時には、「腕や肩が無い感じ」とおっしゃっていました。
いつも最後に歩く時には、「全然違います」とおっしゃいます。
それでここ2週間続けてご参加いただいていたのですが、今日は「このレッスンは影響が長く続くので、毎週受けなくてもいいように感じるんですよね~。月2回くらいで良さそうだなあ。」とか言われました。いえ、毎週受けていただいてもいいですよ、と心の中で思う私でした。
「太極拳もしているときも、とても違いを感じます。動きはもちろん違いますが、考え方にも影響があって。今まで、この動きはこうでしょ!って考えていたことも、もしかして、こうでもいいのかなあとか、やってみて、違うと思ったら、また変えればいいんだしとか。自分の先入観に気がついたりとかしています。自分自身をより客観的に見られるようになっていますね。」
私は聞いていて、「まだ3、4回しかレッスンをされていないのにすご~い、うわ~、へえ~、そうそう」とか思ったりしています。
終わった後に、私がyoutubeでちらっと見た「システマ」という、フェルデンクライスの動きと似ているロシアの軍隊で教えられている武術(って言っていいのか?)の動画の話をしました。動きがとてもきれいな動画で、ATMでやったことのある似たような動きもありました。Sさんは日本でシステマを教えている人をご存知で、システマのことも私よりは全然知っていらっしゃいました。
システマは殺傷力もある実践術なので、相当ハードらしいのですが、どんなときでも息を止めてはいけないそうです。人間は恐怖を感じる時に自然と息を止めると思いますが、それをしてはいけない、そこが武術の難しいところなんですよね~などどお話を聞きました。
フェルデンクライスをしているからと言って、相手がいる武術がすぐにできるようになるわけではないと思いますが、武術をしている人がフェルデンクライスをするのは、おそらくとてもメリットがあるように思います。
武術は相手がいるものですから、自分の恐怖をどう扱うかということも、とても大きなポイントになるのでしょうか?私は相手と戦うような武術をしたことがないので、あまりわからない部分です。
そんな話をしていて、Sさんが、
「これ(フェルデンクライスメソッド)は幸せになりますね!」とおっしゃいました。
痛い思いもしないし、怖い思いもないし、終わった後はからだも楽になるし。
「こうしなければならないとか、こうしなさいとかいう指示はないので、例えば呼吸でも、自然に動きに合った呼吸ができるようになりますよね。押し付けられるものがないので、私はとっても楽なんです。」

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA