ある日のヨガクラスでSさんが1人だったときの話。
仰向きになるときに背中のあるところが痛いという。
仰向きになってしまえばもう痛くない。
朝起きるときも痛いらしい。
この症状が2ヶ月くらい続いているという。
少し動きをみてみたら、
もうちょっと楽に出来そうだなあと思ったので、
フェルデンクライスのレッスンみたく、
やってみた。
仰向きから横向きになる
横向きから座位になる
座位から横向きになる
横向きから仰向きになる
それらを分解しつつ、
自分の習慣の動きの認識、
骨盤の動き、首の緊張、タイミングなどに注意を向けながら
いろいろ試してもらう。
そうこうやっていると、痛くない動きというものが立ち上がってきた。
Sさんは
こうすると痛くないわ~
不思議~~
へえ~~~なるほどね~~~~
なんで痛くないんだろう?
などど言いながら
楽しそうに何回もやっている。
帰り際にSさんは
今日のはちょっと目からウロコというか、
いままで痛くない動きを探すなんて考えたことがなかった。
そんな発想は自分の中になかった。
とっても面白かったです。
と言っていた。
そういえば、私もフェルデンクライスをする前は
そんな発想やアプローチは持っていなかったのではなかったか。
そんなことを思い出した。