フェルデンクライスメソッドの「まる得マガジン」は今週で終わり、来週から再放送が始まるけど、これで日本国内での認知度がどれだけアップしたのかはまだ？少しでも興味を持ってくれた人がいることを祈っております。
　さてＡＴＭレッスンはいろいろな種類があります。同じレッスンでも、1回目と2回目でまた感じが違います。
　レッスンの最中は全然わかんなくて、全然できないこともよくあります。それで終わってしまっても、別に構わないのですが、そんなレッスンを家に帰って、覚えているところだけやってみると、レッスン中に発見できなかったことを後から発見することもあります。
　私の場合、レッスンをしている中で、参加者の人の動きを見て発見することがよくあります。「ああ、そうだったんだ。」とそこで思ったりします。レッスン前に自分でもやってからレッスンをするのですが、自分でやったときにはっきりしていなかったことに、改めて気づかされたりします。
　ＡＴＭレッスンは、「1粒で2度おいしい」アーモンドグリコよりももっとお得です。一つのレッスンを何回でも楽しめます。同じ動きをただの反復練習として機械的にやってしまうと、それはもうＡＴＭではなくなりますが、いろいろ探検しながら楽しんでやってみるのは、きっといいと思います。
　その時はわからなくても、後から気がつくことって多いですよね。また、ずいぶん時間をおいて、ほおっておいてから、ある日思い出したようにやってみると、昔は全然できなかったことが簡単にできたりすることもあります。
　実は今日、ヨガの生徒さんから「フェルデンクライスっていうのは、どんなものですか？」と質問されて、うまく答えられず「ヨガとは違います」くらいしか言えませんでした。実際、想像するよりも1回でも体験された方がいいと思うので、少しでも興味のある方は最寄のクラスへ足を運ばれるとよいと思います。また、同じレッスンを受けていても、10人いれば、10人分の体験があります。自分の体験と人の体験は違います。ですから、人の言葉は単なる参考程度にして、興味あることはまずは実際に自分でやってみることです。何でもそうですね。
　
　「百聞は一見にしかず」