正座について(2004年5月9日)

 いつ頃気がついたか忘れましたが、長時間正座ができるようになりました。去年の春に、某バイトの打ち合わせで和室でずーっと坐っていたときに、1時間半くらい正座のままでいて平気でした。


 昔は確か30分も正座のままではいられなかったと思います。今でも1時間以上正座で坐った後は、足を伸ばすときに、スムーズにはいきませんが、でも、正座でいることに苦痛がなくなっています。
 これはヨガを続けているおかげなのでしょう。特に正座の練習をしたわけではありません。私の母は正座でいることが楽で、あぐらで坐ることはできませんが、私はあぐらも正座もオッケーで、普通はあぐら系が多いかもしれません。でも、最近はご飯を食べるときは正座が多いかな。
 家には基本的に椅子を置いていません。折りたたみ椅子はヨガの練習のためにおいてありますが、普段は使いません。パソコンデスクも座用だし。なので、基本的に坐っています。ずーっと同じ姿勢をとるのはきついので、正座、胡坐、半跏趺坐、開脚、片足曲げなど、いろいろと変えています。本を読むときに、開脚して(ウパヴィシュタコナーアーサナ)状態でよく読んでいます。人が見るとかなりおかしいらしいです。
 ヨガの練習のために、椅子をおいていないわけではないのですが、椅子よりも「坐る」方が、股関節とかにはいいと思います。
 地面に坐るのは庶民かもしれませんが、得てして庶民の生活様式の方が体にはいいことが多いのかもしれません。
 私のホームページにある「ベイエリア通信#15」に、トイレについて書いたことがあります。スクワットをしなければ用が足せない和式トイレの素晴らしさについて、でした。今の住まいは和式トイレです。お腹をこわしたときや筋肉痛の時は、洋式トイレの素晴らしさを思い出しますが、そうでないときはウンチの状態もわかりやすいし、和式トイレもいいところがいっぱいです。あっ、また話題がそれてしまった・・・。
 日本の住まいは西洋化する一方で、和室がない家に住んでいる人も多くなってきました。日本でも今では床に坐らない人が多くなってきているのではないかと思います。「坐る」という型が日常の中で消えつつあるのでしょうか。

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