川上未映子さんとフェルデンクライスの共通点

昨日某国営放送のお昼のインタビュー番組を見ていたら、作家の川上未映子さん が出ていた。芥川賞作家で名前だけは知っていたけど、作品はまだ読んだことはない。
話を聞いているととても興味深い人で、面白いことをいろいろ話していた。普通の会社とかではなかなか生きにくいと思うけど、彼女の独特な世界を表現できる小説という手段に出会い、生き生きと自分を生きているように感じた。
そんな話の中で「あっ」と思ったことの一つ。
「自分で太腿を触っているとしますよね、そうすると手は太腿を触っているんだけど、太腿は手に触られていますよね。手は細かいことをするので、太腿よりも神経が繊細みたいで、大体手の感覚の方が勝つんですが、たまに今日は太腿になる!と決めて、太腿で手を感じたりしたり・・・・」まあ大体こんな話だった。
うわ~、ATMだ・・・。フェルデンクライスのATMレッスンで手で太腿を触るレッスンがあって、そのときに先生が似たようなことをいったことがある。手に意識を置いて太腿を触るのと、太腿に意識を置いて手を感じるのでは、何かが変わる。川上未映子の視点は小さい頃からとっても柔軟で自由なのかもしれないなあ。
私はレッスンでそんなことを言われた時に、太腿で手を感じる???そんなこと考えたことないなあ・・・という状態だったと思うけど、川上未映子がもしも一緒にレッスンを受けていたら、「!!」ととっても感動したに違いない。川上未映子さんにフェルデンクライスのレッスン受けてほしいですわ。
というわけで、図書館に現在話題作の「ヘブン」を予約した。予約数が多かったので読めるのは1ヵ月後くらいかな。

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