フェルデンクライスのATMのレッスン集の中にあったモーシェの言葉より抜粋。レッスンの間にモーシェはいろいろなことをお話している。レッスンを受けている人は、話を聞きながら動いている。モーシェのおしゃべりが面白い。
The size of the movement is not important. Pay attention. The size of the movement is not important, but rather the opposite. As much as you do less, it will be better. Distinguish between learning and doing. When you learn how to do something, you must do less than you are able to do. When you “do” you must be able to do it quickly, powerfully with everything good. When you learn, it is not the same thing. It is not “to do”. Whoever does not distinguish between these two thing, never learns.
(以下、意訳です。ちょっと間違いがあってもご容赦ください。重要な間違いに気がつかれた場合は、どうぞコメントでご指摘ください。)
動きの大きさは重要ではない。ちゃんと注意を向けて。
動きの大きさは大事なのではなく、むしろその反対なんだ。
できる限り動きを小さくするほうが、よりよくなっていく。
学ぶことと、やることを区別しなさい。
何かのやり方を学ぶ時は、自分ができるよりは少なくやらなければならない。
「行う」ときは、それを素早く、全てをうまく力強くやらなければならない。
学びは、それと同じことではない。それは「やること」ではない。
この2つのことを区別できない人は、決して学ぶことはできない。
フェルデンクライスはエクササイズでなくて、レッスンと言います。学ぶことに主眼が置かれているからだと思います。