最近のヨガクラスは自分がどうやって立っているのかということに、
時間を割いたりしています。
どのポーズをするにも、
どの状態から動き始めるか、
どこから動き始めるかで、
到達できるポーズは変わります。
同じからだなのに違います。
そして多くの人は自分の立ち方をクリアに感じていません。
自分のイメージと周りからみた姿勢とのギャップにほとんどの人が驚きます。
ヨガクラスの生徒さんのKさんが、
今週のクラスのときにこんなことをおっしゃいました。
「最近は、普通は重い荷物を持たなくていいのだと、
自分に言い聞かせるようにしていたら、
ヘルパーさんに最近姿勢がよくなったと言われました!」
肩周りに必要以上に力が入りがちになるKさんが、
自分が力を入れていることに気がつくことができるようになったのだと思います。
とても素敵なことです!
私もかなりうれしいです。
私のヨガクラスにこられて数ヶ月のIさんは
立位前屈で手が床に届かない状態だったのですが、
数週間前のクラスで、
どこから曲げるのか、そのイメージを変えただけで、
指先が床に触りました。
ご本人が一番びっくりされていました。
手は届かないと思っていた自分のからだが、
どこから動き始めるか、その意識を変えただけで指が触った事実に、
「こんなことで・・・」とおっしゃっていました。
案外「こんなこと」の中に、
その人の動きを変えるものが潜んでいたりするものだと思うのです。
ヨガクラスにて 最近の出来事
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