どうやって脚を立てているか、脚がどのように立っているかで、次の動作のやりやすさはずいぶん違うよ。ほんとに違う。
フェルデンクライスのレッスンでは、楽に脚が立つ道筋、位置を失敗を繰り返しながら時間をかけて探ることもある。
その過程で、たとえその時はよい位置が見つからなかったとしても、体の状態は変化していく。
私(プラクティショナー)がその人の脚を立ててみると、本人が立てていた位置や想像している感じと違うことも多いらしい。
可能性はまだまだあるんだよね。
どうやって脚を立てているか、脚がどのように立っているかで、次の動作のやりやすさはずいぶん違うよ。ほんとに違う。
フェルデンクライスのレッスンでは、楽に脚が立つ道筋、位置を失敗を繰り返しながら時間をかけて探ることもある。
その過程で、たとえその時はよい位置が見つからなかったとしても、体の状態は変化していく。
私(プラクティショナー)がその人の脚を立ててみると、本人が立てていた位置や想像している感じと違うことも多いらしい。
可能性はまだまだあるんだよね。
ある日のヨガクラスでSさんが1人だったときの話。
仰向きになるときに背中のあるところが痛いという。
仰向きになってしまえばもう痛くない。
朝起きるときも痛いらしい。
この症状が2ヶ月くらい続いているという。
少し動きをみてみたら、
もうちょっと楽に出来そうだなあと思ったので、
フェルデンクライスのレッスンみたく、
やってみた。
仰向きから横向きになる
横向きから座位になる
座位から横向きになる
横向きから仰向きになる
それらを分解しつつ、
自分の習慣の動きの認識、
骨盤の動き、首の緊張、タイミングなどに注意を向けながら
いろいろ試してもらう。
そうこうやっていると、痛くない動きというものが立ち上がってきた。
Sさんは
こうすると痛くないわ~
不思議~~
へえ~~~なるほどね~~~~
なんで痛くないんだろう?
などど言いながら
楽しそうに何回もやっている。
帰り際にSさんは
今日のはちょっと目からウロコというか、
いままで痛くない動きを探すなんて考えたことがなかった。
そんな発想は自分の中になかった。
とっても面白かったです。
と言っていた。
そういえば、私もフェルデンクライスをする前は
そんな発想やアプローチは持っていなかったのではなかったか。
そんなことを思い出した。
予告編をみたときから気になっていた映画だ。
先週行ったときは私を含めて観客は2人。
耳栓をはめてみたけど、耳栓をうまく装着できず、
完全に音はシャットアウトできなかったけど、
しないのとは違っていた(最後にはずしたら違ってた)。
自分の耳の穴の方向が自分でわかっていないことを知った。
出演者は全員聾の人たちで音がない映画だ。
その人たちの動きが魅力的で、
全然飽きなかった。
言葉の代わりとして用いられている手や腕は、
私達の声の大きさやトーン、抑揚、リズムなどを
全て表現している。
表現のツールとして手を使っているためなのか
手の分化が(出演している人たちは)とても進んでいて、
動きが柔らかくて優雅で美しい。
すごいなあ~。手や腕ってこんなに柔らかくなるのだ。
手を自由に使うためには、それ以外の部分、
例えば手首、腕、肩、肩甲骨、胸なども柔らかい必要がある。
もっと言っちゃえば、頭から足先までからだはつながっているので全身が関係する。
日常の言葉として手話を使うことが、
自然にそういう身体へとつくりあげてきたのだろうか。
もしもあの手の指が楽器を弾いたら、
どんな音が生まれるのだろう。
以前に手話をやっていて、ボランティアで手話通訳もやる人から聞いた話で、
健常者で手話をやる人は、肩こりとか腱鞘炎になる人が多いけど、
聾の人たちはそういうことはないのですと聞いた事がある。
今回の映画をみて納得した。からだが違う。
シネウインドでは7日まで上映中。
ヨガクラスのときに、股関節はこの辺で・・・とか、
肩甲骨は・・・とか、よくお話します。
だけど骨格模型に慣れ親しんいたりとか、
からだ関係の勉強をしたりとか、
医学系のお仕事とかでない場合は、
はっきりしたイメージを持っている人は少ないと思います。
特に骨盤周りは解剖の本などを見ても、
立体としてイメージすることが難しい部分です。
ある日のクラスのときに、ふと思いついて
今度みんなでボーニー作ってみないと?
提案をしました。
そうしたら、そのクラスの人たちが乗ってくれたので、
他のクラスの人にも声をおかけして、
最終的には私を入れて6人が集まりました。
まずはSさん、Kさん、私の3人が午後1時に集まり、
本をバラし、紙を切ることから始まります。
2時少し前にOさん到着。
2時頃に行きま~すと予め聞いていたのですが、
「えっ?もう1時間経ったの?」と3人ともびっくり。
時間が経つのが早い。
Oさんが到着してからの写真がこちら。
外はまだ明るいことがわかると思います。
その後、Hさんは4時頃行きま~すと、
こちらも予め聞いていたのですが、
そのHさんが到着し、4人とも再度愕然。
もう4時・・・・。早すぎる・・・。
それからもう1人のHさんが6時過ぎに到着。
えっ、もうそんな時間になったの?
本当は7時頃に飲みに行く予定にしていたのですが、
全然終わる気配なし。
もくもくと作っています。
予約をしていたお店に電話をして、
時間変更がOKだったので、
8時半に遅らせてもらいました。
ほぼ休憩無しのノンストップで、
作り続けました。
(ときどきお菓子をつまみながら・・・)
それでここまで完成。
(写真は翌日に撮ったものです)
腕も一部できていましたが、
まだつながっておらず、
胴体にはつけられませんでした。
骨盤も途中までできていました。
何も知らずに部屋に入ると、
絶対びっくりされますね・・・。
部屋の真ん中にぶら下がっている状態です。
その後はなかなかみんなで集まることが難しいので、
残りは私が完成させて、
昨日のクラスの時間を少し使い、
みんなで完成させました。
ちょっと内股。
組み合わせる前の骨盤をそこにいた2人の生徒さんに見せて、
上下、前後を聞いてみたら、
2人とも少しはずれました(おしい!)
それだけイメージがしにくいということだと思いますし、
実際にこういう状態で見たことがないということです。
ただ出産経験がある人は、
出産についていろいろ聞くと思うので、
もうちょっとイメージしやすいかと思います。
学校の理科室に気味悪い骨格模型はあったと思いますが、
そんなにしっかり見る人はあまりいないと思います。
ボーニーは気味悪くありませんし、
それどころか何となく愛嬌もあるので、
おすすめです。
ただし、完成させるには、
ある程度の根気と折れない心は必要です。
(紙はだんだん折れて、ひどいことになっていきます・・・)
昔1人で作った自分を褒めてあげたくなりました。
ヨガでもフェルデンクライスメソッドでも、
自分の骨格のイメージや意識があると、
また変わってくると思います。
過去のボーニー作成記はこちら。
http://lemove.blog54.fc2.com/blog-entry-24.html
(3)まであります。
きれいだわ~~~。なんて美しいバランス。
ムキムキなんだけど、しなやかだぁ。
もう一つ。
この前個人ブログで紹介したインドの古典舞踊オリッシーの舞踊家、
ラフール・アチャリヤさんの動画。
お弟子さんでもある篠原英子さんのブログで紹介されています。
http://ameblo.jp/odissi-swastika/entry-10916389211.html
ラフールさんも美しい。ほ~。
昨日某サイトを見ていたら、
こんなのが紹介されていました。
実験的なサービス続々 グーグル・ラボの開発チーム来日
その中の「グーグル・ボディ(Google Body)」を早速見ました。
私が使っていたFirefoxのバージョンでは見られないようなので、
書いてあった試験版をインストールしました。
最初どう動かしてよいのかわからなかったのですが、
youtubeの動画があったので、
それを見て適当にいじりました。
こんなのが無料でパソコンで見られるなんて・・・。
股関節の位置も、骨盤の立体もわかりやすい!
以下はyoutubeにアップされているデモの映像です。
マイブームで仙腸関節と書いたり、生徒さんから「カールくんの続きを楽しみにしています」とか言われたりしましたので、カールくんの仙腸関節部分をアップしました。骨盤が途中で切れてしまっていて、少し中途半端な写真ですが、仙腸関節は見えると思います。なかなか立体的です。カールくんの骨盤はかなり前傾しているので、一生懸命伸ばしたのですが・・・。
写真をクリックすると、大きくなりますよ。
※私のパソコンでは、写真をクリックして大きく表示された画像に、さらにカーソルを持っていくと、右下に「通常のサイズに伸ばす」というマークが現れ、そのマークをクリックするとさらに大きくなり、文字も鮮明に読めるようになります。皆様のパソコンでもそうできますか?
生徒さんの9割は私が今まで「背骨を伸ばしましょう」と言っていた時は、首の付け根、頸椎7番くらいまでしかイメージしていなかったということが、つい最近判明した。ちょっとクラクラした。