フェルデンクライスワークショップ参加者の体験談

8月9日(日)にフェルデンクライスワークショップのその2を開催することになったお知らせをしました。次回も多くの皆さまにご体験していただきたいと願っています。
フェルデンクライスは、日本では、言うまでもなく新潟ではほとんど知られていないメソッドです。フェルデンクライスはとても説明しにくいメソッドですが、実際にご参加された方の言葉からメソッドの一面を垣間見ることができると思います。そこで5月10日のワークショップにご参加された方の体験の一部をご紹介したいと思います。面白い体験をされた方もいらっしゃいます。
ワークショップはグループ゚レッスン(フェルデンクライスではグループレッスンをATMと言いますので以下ATMと使います)が中心です。ATMの様子は前の記事で写真を使って紹介しておりますので、そちらもどうぞご参考にしてください。大体の雰囲気が感じられると思います。


Aさん
大宮先生の指示に従ってゆっくり体を動かしその部分に意識を集中する。骨盤の下にある自分の時計の針(イメージ)を刻みながら気持ちのいい時間が過ぎていく。 お昼休みを挟んで午後からは足の指の動きに集中。今まで、自分の体の動きにこれほど意識を傾けたことがあったかな?ワークショップから2週間が経とうとしている今、常にあった腰の重さがないという現実。腰痛体操ではせいぜい1~2日がいいところだった腰痛。ATMっていったい何なんだろう?自分の体をじっくり見つめる贅沢な体験だった。

1日のワークショップでは変化が大きく出ることがありますが、Aさんはそうだったんでしょうね。
Bさん
今回は時間が長かったからか、これまでの影響か、レッスン後の変化が強く感じられました。ワークショップの日の夜に忌野清志郎のライブの番組があったのですが、なんの気無しにみていたらものすごく感動して、大好きになってしまいました。フェルデンクライスの後で解放されたところに染みこんだ感じでした。

私もBさんと似たような体験があります。レッスンでは動きを扱っていますが、自分のからだの使い方が変わるということは、精神面にも影響が大きいと思います。
Cさん
思った以上にすごく楽しかったです!事前に肩を痛めてたこともあって、大丈夫かな~と思いながらの参加でしたが、なんのなんの!無理をしない、がまんしないことが前提のフェルデンクライスは今の私にはぴったりでした。ワークショップの後、数日間すごくさわやかな気持ちで過ごすことができました。

Cさんはワークショップの1ヶ月くらい前に四十肩と診断され、もしかしたらご参加できないかもと思っていたのですが・・・。
AさんとCさんはワークショップの前に1回だけ通常レッスンにご参加されたことがあり、Bさんは定期的にレッスンにご参加されています。
他にも、最近おトイレが近くて医者に行こうかとちょっと悩んでいたDさんが、ワークショップの後はトイレの回数が少なくなったというご報告もありました。現在もその状態は続いているそうです。Dさんはグループレッスンは初めてでした。
みんないろいろです。私のフェルデンクライス初体験は東京での1日のワークショップでした。そのときの最初のレッスンは両手と両足を床に置いた四つ足が基本姿勢レッスンでした。全体は赤ちゃんの動きを参考にしたレッスンで構成されていたものでした。
正直なんだかよくわからずに終わりました。先生も特にフェルデンクライスの説明はあまりしていなかったと思います。確かにレッスンの最初よりも最後は動きが楽にできるようになったけど、その時はこれって何???みたいな感じでした。
あれっ?と思ったのは家に帰ってからで、翌日か翌々日だったと思います。そのときはちょうどヨガをさぼっていて、久しぶりに家で練習して前屈をやったときに、いつもなら間が空くと動きにくくなっているのに、そのときはやりにくさはなく、逆に前屈しやすいくらいでした。思い当たるのはフェルデンクライスのワークショップに参加したことだけでした。
その後、トレーニングコースに入ることを決めるまでは10年弱の月日が経ちましたが、あのときの「あれっ?」の感触は何となくまだ覚えています。
ワークショップの詳細は以下をクリックしてご覧下さい。
8月9日のワークショップのお知らせ
多くの皆さまのご参加をお待ちしております。

フェルデンクライスワークショップ参加者の体験談」への2件のフィードバック

  1. Reiko

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    こんにちは。
    「一日ワークショップ」と「1レッスン」では
    からだに出る形は違うのかもしれないことに、
    記事を読んで気づきました。
    私は
    ・仁和寺での1日ワークショップ(講師:安井武さん)
    ・FPTP京都でのATMレッスン
    という体験ばかりで
    「one ATMレッスン」を知りません。
    30-50分のATMレッスンをひとつだけ受けて
    いつもの生活に戻った時、どう感じるのでしょう?
    機会があれば試してみます。
    参加者の体験談をupしてくださり
    ありがとうございます。

    返信
  2. lemove

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    Reikoさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
    トレーニングコースは毎日が一日ワークショップなので、受けている人にとっては当たり前の状況になっていますが、コースを受けていない人にとってはかなり特殊な状況ですよね。
    一日のワークショップは変化が大きく、フェルデンクライスを味わいやすいと思います。
    だけど、定期的に通常レッスン(1回だけのレッスン)にご参加されている人を見たり、自分の体験から感じることは、1つのATMレッスンでも、気づくことはいろいろありますし、その人の中で少しずつ何かがつながっていったり組み替えられていくように思います。また、ある一つのレッスンが何かのきっかけになることもあります。
    どうぞお試しくださいね。

    返信

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA