関心、興味のある経験が脳を変える

日記ブログで日々捨てているものなどを最近書いている。

最近昔の日記を捨てた。捨てる前にざっくりを中身を見てみた。

その中に図書館で借りた本の中身を写してある部分があった。

フェルデンクライスメソッドととても関係がある内容だ。

自分のメモも兼ねて書いておく。

だが経験が脳をつくり変えるといっても、その経験は関心を集中した経験でなければならない。「受動的で上の空の、あるいは関心が薄い経験は神経の可塑性を実現するうえで限定した力しかない」とマーゼニックとジェンキンスは言う。「脳の表現の可塑的変化は、当人がとくに関心を向けているときだけ表れる」

ここに重要なカギがある。脳の物理的変化は心のあり方、つまり「関心」と呼ばれる精神状態も依存している。関心を向けることが大切なのだ。それは、そこここの身体部分の表面、あるいはあれこれの筋肉を表現する脳の領域の大きさに影響するだけでない。脳の回路そのもののダイナミックな構造に、そして脳がみずからをつくり変える能力に影響する。

出典: 心が脳を変える―脳科学と「心の力」 ジェフリー・M. シュウォーツ、シャロン ベグレイ (著)
サンマーク出版 (2004/06)   
P240