ヨガ・ヨガクラス関連」カテゴリーアーカイブ

ヨガクラスにて  最近の出来事

最近のヨガクラスは自分がどうやって立っているのかということに、
時間を割いたりしています。
どのポーズをするにも、
どの状態から動き始めるか、
どこから動き始めるかで、
到達できるポーズは変わります。
同じからだなのに違います。
そして多くの人は自分の立ち方をクリアに感じていません。
自分のイメージと周りからみた姿勢とのギャップにほとんどの人が驚きます。
ヨガクラスの生徒さんのKさんが、
今週のクラスのときにこんなことをおっしゃいました。
「最近は、普通は重い荷物を持たなくていいのだと、
自分に言い聞かせるようにしていたら、
ヘルパーさんに最近姿勢がよくなったと言われました!」
肩周りに必要以上に力が入りがちになるKさんが、
自分が力を入れていることに気がつくことができるようになったのだと思います。
とても素敵なことです!
私もかなりうれしいです。
私のヨガクラスにこられて数ヶ月のIさんは
立位前屈で手が床に届かない状態だったのですが、
数週間前のクラスで、
どこから曲げるのか、そのイメージを変えただけで、
指先が床に触りました。
ご本人が一番びっくりされていました。
手は届かないと思っていた自分のからだが、
どこから動き始めるか、その意識を変えただけで指が触った事実に、
「こんなことで・・・」とおっしゃっていました。
案外「こんなこと」の中に、
その人の動きを変えるものが潜んでいたりするものだと思うのです。

里山×ヨガ at 国営越後丘陵公園 里山フィールドミュージアム

もうすぐ開催なのですが、
NPO法人 越の里山倶楽部さんからのお誘いで、
長岡市の国営越後丘陵公園 里山フィールドミュージアムで
ヨガと里山散歩のコラボ講座を開きます。
越の里山倶楽部さんは国営越後丘陵公園里山フィールドミュージアムで
定期的にガイドや体験イベントを開催しています。
4月~6月の里山の新鮮な空気の中で、
カタクリをみたり、新緑に包まれたり、
里山散歩をしながら、
ヨガでからだを解放しましょう!
国営越後丘陵公園は長岡に実家がある私は香りのバラ祭りとか、
何回か行ったことがあります。
けれども今回の会場である里山フィールドミュージアムは
いつも行っている場所ではありません。
同じ国営公園内なのですが、
ずいぶん雰囲気が違います。(注:入り口も違います!)
都市の公園では味わえない山の魅力を味わえて、
かつ安心して散策できることが
国営越後丘陵公園里山フィールドミュージアムの魅力だと思います。
昨年に初めてこちらにお邪魔したのですが、
ゆっくり歩くだけでも気持ちよさそうでした。
お申し込み、お問い合わせは下記越の里山倶楽部さんへお願いします。
第1回 4月14日(月)9:30~12:30 ヨガ & カタクリ観察
    カタクリの群落、すごいらしいです!!私も楽しみです!
第2回 5月12日(月)9:30~12:30 ヨガ & 新緑散歩
第3回 6月9日(月)9:30~12:30 ヨガ & よもぎつみ
会 場: 国営越後丘陵公園 里山フィールドミュージアム
対 象: 一般大人
定 員: 各回20名
参加費: 3回分 4,000 円  1回の場合は1500 円
    ※公園入園料・駐車料別途要
持ち物: バスタオル 又は ヨガマット
    里山散歩ができる動きやすい服装・(雨天の場合は雨具・長靴)
お申込・お問合せ:NPO法人 越の里山倶楽部 
        〒940-2042長岡市宮本町1丁目468-1
        TEL&FAX 0258-47-8050
        携帯電話 080‐5477‐5431
        email:satoyamaclub☆rhythm.ocn.ne.jp(☆を@にしてください)
主催:国土交通省国営越後丘陵公園事務所
共催:NPO法人越の里山倶楽部&からだレッスンmove

植田アキコ先生のshadow yoga 集中講座@神戸&東京のご案内

パリ在住のshadow yogaの認定講師である植田アキコ先生の集中講座が、
この夏に神戸と東京で開催されます。
シャドウヨガのクラスをきちんと日本で受けられる貴重な機会です。
ご興味ある人はぜひご参加ください!!
以下アキコ先生からのinfoの抜粋です。
内容の詳細は下記アキコ先生のサイトをご覧下さい。
http://yogadojo.blogspot.jp/2013/06/blog-post.html

○Shadow yoga週末ワーク・ショップ@東京
日時:7月27日(土)8-11:45am
   7月28日(日)8-10:15am / 15: 30- 17 :45pm
   *スタジオのドア・オープンは、レッスン時間の15分前です。
会場:燕STUDIO(ツバメ・スタジオ):新宿区市谷本村町2-33 市ヶ谷駅・四ツ谷駅より徒歩8分
   http://www.yogaroom.jp/tsubame/access.html
授業料:15,000円 / *早割り金額7月1日迄:14,000円 
    土曜日のみ参加  8,000円 
    内容は日々深まりますので、初日からの参加をお勧めします。
    
○フランス発 Shadow Yoga 1day 基礎 ワークショップ
日時: 8 月11 日(日)
10 時-12 時   : 基礎的の練習、立ち方、呼吸、手足の使い方。 
14 時-16 時30 分: 午前の応用 プレリュード:バラクラマ   
会場:健康道場 サラ・シャンティ http://www.npo.co.jp/santi
受講料:1クラス4,000 円 / 2クラス 7,000 円
* ( 7/10 迄お振込終了早割り: 6,000 円) 
*内容が深まっていくため1本のみ参加の方は午前の部にお願いします。 
○Shadow yoga 集中リトリート 神戸六甲山YMCA
神戸六甲の山の緑に囲まれて Shadow yoga を浸透させる2泊3日
集合:8月16日(金)13pm- 解散:8月18日(日)16pm
この3日間では、古典ハタ・ヨガのシャドウ・ヨガの基礎に集中し1番目のプレリュード(準備導入の型):バラクラマ(強さへ踏み込む)動きをたたき土台に、ヨガ的解剖学とともに、理解を深めていきます。
プログラムは、ヨガの実習、ヨガ解剖学やテオリーを含むレクチャーも含めて8クラス。独自で、お稽古してゆける基礎をしっかり身につけて頂きます。また、日頃の自主練や体のメンテナンスなど、どのように取り組んでいくかについて参加者の皆さんとオープンにデスカッションもしたいと予定しています。汗とともに日頃の心と身体の澱を解放し心新たに生まれ変わる再生の週末です。
場所  : 神戸六甲山YMCA   http://www.osakaymca.jp/rokko/
〒657-0101兵庫県神戸市灘区六甲山町北六甲875 TEL:078-891-0050
アクセス:http://www.osakaymca.jp/rokko/access/
費用:授業料・宿泊費・食費(6食付き)53,000円 *早割7月10迄のお振込終了:50、000円
※リトリートに関しては早めにお申込みをお願いします。最低施行人数があるようなので、もしも人数が集まらない場合は、キャンセルになる可能性もあるとのことです。
上記ワークショップ及びリトリートのお申し込み窓口:
YOGA DOJO(植田宛)info★yogadojo.net(★を@に変えてください)
必ず、お名前、携帯電話番号、メールアドレス、をご記入の上お申し込みください。
詳細はすぐに返信させて頂きます。

うれしい言葉

私のヨガクラスに通いもうすぐ2年になるKさんは、
その前に他のヨガクラスに通っていられました。
その教室でヨガを気に入って続けていられたのですが、
クラスの曜日変更があり、
Kさんのご都合の悪い時間になってしまいました。
それでインターネットで
ご自分の都合のよい曜日時間の教室を探し、
私のクラスがちょうどよい時間だったららしく、
来てくださるようになりました。
前の教室はカルチャーセンターの教室でした。
最初に私のクラスにいらっしゃったときは、
前のクラスと全然違って、大変驚かれたそうです。
また自分はついていけるのかしら?とも思ったそうです。
だけどお続けになり、あっという間にもうすぐ2年になります。
最近たまたまこんなことを言われました。
「前のクラスは心地よい音楽が流れていて、
周りがヨガヨガしていて、
そのヨガの雰囲気に自分が入っていて、
リラックスできるし、
気持ちいいわ~という感じでした。
だけど先生のクラスは全然違っていて、
周りじゃなくて、
自分がヨガをしている気がするの!
ほら、いつも自分のからだを観察しなさいとか、
違いはどうですか?とかおっしゃるでしょう。
そこが前の教室と一番違うところだと思います。」
私にとってはうれしい言葉でした。
私のクラスではBGMもお香もありません。
シンプルに自分と向き合う時間であってほしいと思います。
Kさんにとって前のクラスも楽しかったし、
今の私のクラスも面白いことがあるようです。
Kさんは前よりも長く立つのが楽になったとおっしゃっています。
ヨガクラスへのご参加者も募集中です!!!

ヨガの初心者クラスを始めます!参加者募集!

7月から金曜日の夕方19:00~20:15の枠で、
ヨガの初心者クラスを始めます。
会場は木揚場教会です。
現在継続しているヨガクラスは、
シャドウヨガというスタイルを中心に練習をしておりますが、
このスタイルは簡単なものではありませんので、
体験の方が私のクラスにご参加される場合、
自分にはできなさそう、難しそうと思われる人も多く、
あきらめてしまう方が少なからずいらっしゃいました。
シャドウヨガのプレリュードというシークエンスは、
先生曰く、初心者はこれを何年か練習しなさいというものなのですが、
それさえもからだをあまり使ってこなかった人にとっては、
かなりきつい動きであることも事実です。
初心者クラスでは、
そのプレリュードに取り組む手前のクラスになります。
まずは基本のウォームアップを丁寧にやり、
ストレッチや筋トレなどもむやみに形をまねるのではなく、
自分のからだを感じ、知りながら、
太陽礼拝が大体できるくらいを目指して、
やっていきたいと思います。
自分がどう動いているか、
何をしているのかに意識を向けながら、
少しずつ少しずつ、しなやかで強いものを、
それぞれの方の中に培っていければと願っています。
私はフェルデンクライスメソッドのプラクティショナーでもありますので、
その影響も少なからずある内容になると思います。
料金は月謝制で5,000円(4回分)です。
体験は1回1,500円ですが、そのままご継続されるのであれば、
その経費は月謝に含まれます。
詳細は実際にご参加したときにお伝えいたします。
この初心者クラスに限り、回数券制も取り入れます。
5回券:10,000円(3ヶ月有効)
1回:2,500円のドロップインもできます。
ただし、月謝制の方を基本的に優先します。
現在のところ、定員は7人で考えています。
持ち物は動きやすい服装と空っぽのお腹。
それからヨガマット。体験時にはお貸しできます。
またヨガマットの持ち歩きが困難な場合はお貸しします。
全くからだを動かすことをしていなかったけど、
ちょっと何かしないと~と思っている方は、
この機会にぜひご参加くださいね。
ご参加お待ちしております!
【上記のお申し込み・お問い合わせ】
件名を「ヨガの初心者クラス申込み」として右側にある「メールフォーム」より、お名前、お電話番号を明記の上ご送信ください(コメント欄は使わないで下さいね)。追ってこちらから詳細をご連絡いたします。
もしくはyagi☆le-move.com(☆の部分を@にご変更ください)宛にメールをお送りください。
メールを使われない場合は、090-8115-7252(9時~21時)にお電話ください。電話には出られない時間もありますので、メッセージを残していただければ、追ってこちらからご連絡いたします。

ザンダー先生のナタヨーガWSに関係して

ヨガ友達の札幌市在住の小幡ゆみこ先生が、
つい最近ザンダー先生の一番弟子のエマ先生のナタヨガのワークショップにご参加されました。
(at セルビア)
大変そうだけど、楽しそうです!
セルビアってどこっ?て感じですが、
ザンダー先生の故郷はこの辺りだそうです。
そのときの様子をブログにアップされています。
http://shadowyoga.sblo.jp/article/46416544.html
そしてナタヨガについても以下の記事に書かれています。
http://shadowyoga.sblo.jp/article/46492055.html
ぜひご覧ください。
11月18日~24日まで札幌市の小幡先生の瑜伽庵にて、
ザンダー先生の<ナタヨーガ&トラディショナルアーサナ ワークショップ>が開催されます。
またとない機会ですので、ご興味ある方はぜひ瑜伽庵さんにご連絡を!
既に詳細もアップされていますよ~。
http://www.shadowyoga.jp/event/2011WS/2011WS.html
私もナタヨガ好きです(出来る出来ないは別)。
昨年のワークショップもナタヨガがメインでした。
今年はどんなふうに展開されるのか楽しみです。
ナタヨーガは繊細な動きを扱っています。
シャドウヨガのプレリュードではそれよりも大きな動きを扱います。
お腹や下半身の強さ、
関節の柔軟性、
体の中心と四肢との連携、
などなど、
大きな動きを通して学ぶことができることはたくさんあります。
私達の体に対する意識は、正直かなり雑なものです。
イチローとかプロスポーツ選手になれば、
ずいぶん研ぎ澄まされていると思いますが、
一般ピーポーは使っていない分、
ほとんど磨かれていないのが現状です。
さび付いているので、
あまり繊細な動きに関して反応できない場合が多いです。
切れない包丁は最初は荒目の砥石で磨き、
段々と細かい砥石に変え、
最後にはピカピカになります。
ザンダー先生から、
ここ15年くらい日本で教えていただいた過程は、
そんなものに似ていると思うのです。
(まだ自分はピカピカじゃないですが・・・)
独り言エリア
(最初は先生自身も荒かった・・・)
(そっか、先生ご自身が砥石だったのか!)
(先生も今は角がとれました・・・)
ワークショップにご興味ある人は、
まだ時間がありますので、
可能であればシャドウヨガのクラスを受けることをオススメします。
シャドウヨガを知らなくても、
週末のコースは参加可能ですが、
ちょっとやっていた方がより面白いと思います。
※注
小幡先生はナタヨーガと書かれていますが、
私はヨガと書くことが多いのでナタヨガとしました。
yogaを日本語でどう記載するかの話なのですが、
とりあえず自分が使用しているほうを使いました。
特に他意はありません。
ほんとはNata Yogaで書いた方が楽って話。

ナタナガ・ザンダー(シャンドゥ・レミート)先生のインタビュー記事

ヨガ友達の瑜伽庵の小幡ゆみこ先生のツィッターにオススメ記事の紹介が載っていました。
瑜伽庵のホームページ
小幡先生がリツィートしたもので、内容はこちら↓
「Must read article if you practice Hatha Yoga! — Ganga (Natasha Rivera): Interview with Shandor Remete」(ハタヨガをやっているならこの記事を読まなければ!みたいな感じですね)
私達が習っているナタナガ・ザンダー(シャンドゥ・レミート)先生のインタビュー記事です。
2004年のロシアでのインタビューです。
リンク先はこちら→http://wildyogi.info/en/issue/ganga-natasha-rivera-interview-shandor-remete(英語っす)
私も読み始めたばかりです・・・。
瑜伽庵のホームページに今年のザンダー先生のワークショップのスケジュール等も掲載されています。
(写真はまだみたい)
http://shadowyoga.jp/2010WS.html(2010WSとなっているけど、内容は2011です)
今年は11月ですよ!

あきらめないで~

先週のクラスのときに、生徒さんたちが苦手な動きがあって、
詳しくは書きませんが、ある点を指摘してみた。
その人は途中で手で押すことをやめてしまい、
床から手を離してしまうので、最後まで床から手を離さないで、
手で押し続けてみたらと提案した。
そしてもう一度トライしたら、ちょっと変わって少しできた。
生徒さん曰く、「私、あきらめてました」
真矢みき・・・。
その後、生徒さんたちと真矢みきの言い方を数分検討。
「鼻から空気が抜けるような感じですよね~。」
「あきらめないで~」の合唱が1分くらい続く。
何かができないときは、真矢みきを思い出すのもいいかも。
最初からあきらめてたら、できることもできない。
そのときはできないことも多いけど、
いつかはできるだろうと思うか、
これはできないわと思うのか、
その方向性の違いは大きいと思う。
もちろん、思いだけではできないけれど、
いつかはできるかもという思考の方向性があると、
そのために何をすればいいのか、
何ができなくさせているのか、
といったようなことを考えるきっかけになる。
次へのつながりが生まれてくる。
そのために今自分に必要なことは何かを考える。
自分に対する観察が必要になる。
できないとあきらめると、
次へつながっていかない。
そこが大きな違いなのだろうと思う。
結局はできなかったとしても、
そこまでの自分へのアプローチは全然違ったものになるはずだ。
それはとても意味があることだと思う。
あきらめないで~。

トリコーナアサナについての雑感(長いで)

ひさしぶりにヨガに書いてみました。
スタンディングポーズのウッティタ・トリコーナアサナ(三角形のポーズ)は、
きっといろいろなヨガのスタイルで練習されているスタンダードなポーズだ。
私はヨガとの出会いがアイアンガーヨガ系の先生達だったので、
昔はよくやったポーズの一つだ。
だけど、何年経っても頭の位置がうまくいかず、
首がきついポーズで、
好きなポーズではなかった。
一体どうやったら、首が楽になるのか、
頭頂部を下げるといいらしいと聞き、
やってみたけどそれでもうまくいかなかった。
ヨガを教え始めたときも、トリコーナアサナはやっていたが、
生徒さんには無理しないように、
顔は前向きでという指示をしていた。
ここ数年はクラスはシャドウヨガのスタイルを基本にやっているので、
ほとんどトリコーナアサナはやっていなかった。
自分の練習でも取り入れることは少なかった。
2009年のザンダー先生の札幌での週末ワークショップは、
シャドウヨガの3つ目のプレリュードフォームを中心に進められた。
その中にはパリブルッタトリコーナアサナ、パールシュヴォッターナアサナ、
ウッティタ・トリコーナアサナの連続が入っていて、
自分でも久しぶりにやったので、かなりふらついた。
その数年間前にもザンダー先生がトリコーナアサナについてお話してくれたことがあって、
自分が今まで思っていたやり方と違い、少し混乱したことがあった。
2009年に受けた後も、まだ自分の中で整理ができなかった。
昨年のワークショップでは、ザンダー先生は別のトリコーナアサナを教えてくれた。
スクワットでやる方法で、とても新鮮なものだった。
私のヨガのクラスでは、シャドウヨガの3つのプレリュードフォームを中心にクラスを進めていて、
今はあるフォームを何ヶ月かやったら、違うものをやるような形になっている。
それで今年の1月からは立ちポーズのトリコーナアサナが入っているシリーズを始めた。
それで自分でやって驚いたのが、自分のトリコーナアサナがずいぶん変わったということだ。
2009年のワークショップの後で、自分でも練習することは時々あったけど、
そのときとは明らかに変わったように感じた。
おそらく昨年のワークショップでのトリコーナアサナの影響と、
自分自身のからだの変化と両方あると思う。
年齢は重ねているけれども、
昔よりも体に対する意識はあるし、
基本的には若いときよりも今の方が動きやすい。
からだの変化や意識に関しては、
私の場合はフェルデンクライスメソッドの影響もはずせない。
ヨガのお稽古やフェルデンクライスなどの影響で、
先生のおっしゃっていることが、
前よりもからだで理解できるようになってきているのだろう。
もちろん、今も???な部分はたくさんある。
何年も経ってから、「!」と思うことはよくある。
さて、トリコーナアサナに戻ると、
首も前から比べると格段に楽になった。
だけど、まだ完全には楽じゃないので、
どこかにまだまだ硬さが残っているのだろう。
それで自分が持っているヨガの本を見て、
いろいろな人のトリコーナアサナの写真を見た。
私が習っていた先生の写真もある。
みんなきれいなんだけど、首に関してはきつそうな人が多い。
頭を首で支えている。
一般的なトリコーナアサナの指示として、
(私も昔よく聞いた指示だけど)
胴体をまっすぐにして、股関節から曲げるようにさせる。
(胴体の下側になる方の側部を伸ばすようにさせ、胴体を曲げる)
最近ちょっと検索して調べてみたけど、
今もそういう指示が多そうだった。
もちろん、スタイルによって違うとは思う。
だけど、今そうやるとわかるんだけど、
その姿勢で顔を上に向けようとしても、
背骨が動ける状態ではなく胸も動かず、
首を使うしか方法が無い。
首の筋肉は、首を左右に回転したり、
曲げたりいろいろできるけど、
頭の重さを支えるには負荷が強すぎる。
それは首の筋肉の仕事じゃない。
頭の重さは基本的に骨格で支えるものだ。
だから、上記のやり方で顔を上に向けることは土台きつい話で、
からだの仕組みにあまり合っていない。
その状態で頭頂部を下げたとしても、
楽になることはない。
だけど、アイアンガー先生のトリコーナアサナの写真は違う。
(「ハタヨガの真髄」)
頭は脊柱、骨盤、脚につながり支えられている。
首はおそらくストレスがない状態だ。
胴体、脊椎の使い方がまるで違い、からだ全体のつながりが写真からも感じられる。
からだの中心、脊椎の動きから胸が開き、頭の回転が生まれている。
頭はそこにあるべくしてあるような感じ。
背骨からのつながりで、自然に顔が上を向きたくなるように見える。
ザンダー先生が言っているようにやると、
アイアンガー先生の写真のようになるはずだ。
アイアンガー先生ようにはできなくても(できないけど)、
方向性は同じになる。
ザンダー先生が昔からおっしゃっているように、
お腹を強くすることがとても重要だ。
そこから力がからだ全体に行き渡るように思う。
大雑把なレベルで言えば、内側の腹筋の強さ、
まずはそこからだと思う。
10年前と今とで自分のからだも全然違うけど、
10年前のやり方では、けっして首のきつさはとれなかったということを、
つい最近発見したっていう話でした。
今もトリコーナアサナが完全に楽ってわけではないけど、
10年前とでは全然違う。(同じだったら困るけど・・・)
私のヨガのポーズを昔から見せられているフェルデンクライス仲間でもある友人に、
このことを話して、ちょっとやって見せたら、
「全く違うポーズになってるよ!!今の方が全然いい。」と言っていた。
もう一つ。
昔、ザンダー先生以外のいろいろな先生のクラスに参加しているときに、
立ちポーズのときは「(後ろ)脚を使いなさい!」っていう指示をすごく言われた。
私も教えはじめの頃はそう言っていた。
それもその通りのことなんだけど、
ここ最近それだけだと不十分だと思うようになった。
例えばパールシュヴォッターナアサナなどの前向きで脚を開くポーズをするときに、
骨盤が傾かないようにと指示をする。
どうしても前脚の側の骨盤が下がりやすくなるからだ。
骨盤が傾くと前脚に必要以上に負荷がかかり、
バランスをとることも大変になる。
お腹が使えないとそうなってしまう。
脚が前後に開いている場合は、
とくに前脚側の腹筋を使うことになる。
腹筋の強さは左右で違う場合が多い。
脚の強さも左右でずいぶん違う場合が多いけど、
腹筋も左右差がある。
こういうポーズでは左右で自分の安定感が違う場合が多い。
脚の違いだけでなく、腹筋の違いも意識してみると面白いと思う。
立ちポーズは脚を強くする効果があり、下半身を強くすることは、
自分の土台をつくる。それに異論は全く無い。
だけど、脚を使えと言う前に、
脚が使える状態にあるかどうかが重要なんだと思う。
立ちポーズの時に脚を使える状態にするためには、
お腹が働く必要がある。
下半身と上半身をつなぐ部分、からだの中心が何をしているかで、
脚が使えるか、その力を上半身に伝えていけるかが左右される。
からだ全体のつながりをつくれるかどうか、
お腹がとても重要になってくる。
ポーズはからだのそれぞれの部分が適切な仕事をして、
からだ全体の調和から生み出されるものだ。
そうしたときに、からだを流れるものが生まれるのだと思う。
私たちはそこに向かっていくためにお稽古をする。
ザンダー先生が昔から伝えられている「腹」の重要性。
現代のヨガでは忘れられているとおっしゃってもいた。
やっぱりベース、中心になる部分なんだと思う。
私が感じられるのは、からだの粗雑な部分だけど、
自分の中でいろいろとつながって、
ガッテン、ガッテン、ガッテンしているつい最近なのである。
ザンダー先生のワークショップは11月11日から18日まで札幌で今年も開催されます。
まだ詳細は決まっていませんが、主催の瑜伽庵さんのサイトはこちらです→瑜伽庵

ヨガ友達のブログ

フェルデンクライスの知名度がとても低いので、このブログではほとんどフェルデンクライス関係の記事ばかりになっちゃうんだけど、よく考えたらシャドウヨガもヨガの世界ではかなりマイナーな部類に入る。
日本でずーっとやっている人はきっと全国で20人くらいで、ここ数年の間に始めた人が東京や北海道あたりでそれなりにいらっしゃると思う。私の生徒さんはその中に入るといえば入るのか・・・?私のクラスはシャドウヨガとは言ってはいないけど、シャドウヨガの型(プレリュード)をメインにしたクラスではある。
シャドウヨガをやっている人の中で、日本語で情報発信している人は少ない。
そんな中で、長年勤めてきた会社を辞め、7月から独立して札幌市でスタジオを開く小幡さんがブログを始めている。
瑜伽庵(小幡さんのブログ)
小幡さんは現在ザンダー先生のワークショップに参加するためにセルビアに行っている!
とってもいいところらしい。
小幡さんのブログから、シャドウヨガの雰囲気も垣間見える。
小幡さんはずーっとシャドウヨガをお稽古している人で、正直シャドウヨガへの想いは私なんかを遥かに上回る。
今年秋にナタナガ・ザンダー先生のシャドウヨガのワークショップが札幌で開催される。
私の生徒さんで去年初めてザンダー先生のワークショップに参加した人は、
「全てがカルチャーショックでした・・・」と言っておりました。
札幌だけど、参加できる人は参加するとほんといいと思う。
どなたでもご参加できるクラスが週末にあります!
ワークショップの詳細はこちらから

瑜伽庵ホームページ