カテゴリー別アーカイブ: フェルデンクライス関連

目の使い方と口の中

この前の投稿で、エラット先生のFIを受けた話を書きました。

帰り道はメガネをはずして歩き、

新幹線の中でもメガネをはずして駅弁を食べてみました。

 

私は寝るとき以外はほぼメガネをかけています。

何かを食べるときもメガネを外すことはありません。

(ATMをするときは外します)

 

駅弁を食べるときにあれっ?と思ったのは、

噛むときにいつもよりも奥歯を感じるのです。

 

メガネをしていると、メガネのレンズの範囲内でしか目を動かさないようになります。

私の場合は特に焦点を合わせるように動くらしく、

目を柔らかく使うのはあまり上手ではありません。

それでも昔とは運転中に見ている範囲が変わりました。

 

昨日ご飯を食べながらわざとメガネを外してみたり、

着けてみたりしてみました。

そうすると前歯の当たる音が少し変わりました。

メガネを着けたときの方が前歯の音が大きくなりました。

目の状態は噛み合わせや口腔内にも影響があるのです。

 

フェルデンクライスのATMの後は、目のレッスンでなくても

目の見え方が変わることがよくあります。

目の動きは首の動きや全身の動きととても関係があります。

それは今までも感じていましたが、

物を食べるときの目の状態が顎の動きを左右することを

実感したのは初めてでした。

 

昔々ティック・ナット・ハンのリトリートに参加したことがあります。

食事の際は話をせずに、食べ物に意識を向けて丁寧にゆっくり何回も噛みながら食べます。

今から思えば、そのような食べ方は口腔内の動きも変わるのではないかと思います。

意識は動きに影響します。

 

私はついテレビをみながら食事をすることも多いのですが、

メガネを外してソフトアイで食べるだけでも

変わるものがありそうです。

 

 

数年ぶりに

2012年から2013年にかけて何回かFIとATMに来てくれたKさんから連絡がありました。

数年ぶりにFIをお願いしたいという内容でした。

 

最近腰の辺りから左脚にかけて重くて、

足には何か1枚布が被さっているような感覚で、

自分で動いたりしてみたものの、

なかなか良くならなくて・・・。

痛くはないんです、重いんです。

ということでした。

 

FIの後に立ってもらったときに、

「あっ、違う!」と即座に言われました。

全く重さが消えたわけではないようですが、

やる前と較べて、だいぶ軽くなったようです。

 

歩いても、最初よりも左右差が少なくなり、

ご本人もそれを感じていました。

 

調子が悪いときに、思い出していただいたのが、

素直にうれしいです。

 

今週の前半に川崎でやっているフェルデンクライスの

プラクティショナー養成のトレーニングコースに、

ゲストで3日間参加してきました。

先生は私が卒業したコースの教育ディレクターでもあった

エラット先生で、とても充実した内容でした。

 

3日間の参加だし、初日に行っていないので、

エラット先生のFIを受けるチャンスはないと思っていたのですが、

ダメもとで先生に聞いてみたら、スケジュールに入れてくれました。

帰る日のレッスンが終わってからの時間で、

既に安い新幹線チケットをえきネットのトクだね値で購入していたのですが、

少し余裕を持った時間だったので、特に問題がなければ間に合いそうでした。

 

FIが終わった後に、急いで帰らなければいけない状況は

あまりよろしくないのですが、

実際はレッスン後だったせいで、とてもすたすた歩けました。

試しにメガネを外して歩いてみました。

 

レッスンの後に、エラット先生から私はメガネをかけているので、

その影響はあるだろうと言われました。

レッスン後に左側の視界が広がっていました。

頭が左の方には回りにくい、首の右側が長くなりにくい、

そのことが右脚に乗りすぎたり、右脚がいたくなったりすることに

関係があると思うと言われました。

 

エラット先生のFIで横向きの姿勢のときに、

坐骨から頭に向かって押されて、

今のこの感じがstrong back だと言われたときのつながりが、

東京駅のホームで新幹線を待っているときに

とても強く感じました。そのまま何時間でも

立っていられそうな感覚でした。

 

強い背中というのは筋肉で支えている感じではなく、

しっかり骨がつながっている感覚です。

固くて、密度が濃いという感じでもありません。

とても楽な感覚です。

 

それから数日経った今は、また自分の癖が優位な感じになっていますが、

自分の体には強い背中の記憶が残っていて、

それはATMやふとした折にまた呼び出されてくると思います。

それが「強い背中」のスイッチを強化して、

そのうち今よりも「強い背中」の頻度が多くなる。

 

エラット先生に、私のからだが以前とずいぶん変わったと

言われました。からだは変わることができます。

フェルデンクライスで変わるからだは、

好奇心や興味がその基本にあります。

このメソッドの大きな特徴の一つで、

私も大好きなところです。

 

フェルデンクライスメソッドが取り上げられている本

2015年にアメリカで出版されたノーマン・ドイジの本が、

フェルデンクライスメソッド関係者の間で話題になった。

なぜかというと、まるまる1章分モシェ・フェルデンクライス博士が取り上げられ、

もう1章にもフェルデンクライスメソッドのプラクティショナーが取り上げられているからだ。

 

それは読まなければと英語の本を買い、

辞書をひきひき読んだものの途中で挫折して、

そのままにしていたら、昨年翻訳本が出ていた!

 

これから読みます!まずはご紹介まで。

脳はいかに治癒をもたらすか 神経可塑性研究の最前線

 

 

日本語の本文の文字のフォントが薄くて細い・・・・。

読みにくいです、紀伊国屋書店さん!

 

ノーマン・ドイジの本については2010年に書いた記事もある。

脳は奇跡を起こす

昔のブログから引越しした記事なので、

体裁が読みにくいけどよかったら。

おすすめ本:「脳は奇跡を起こす」ノーマン・ドイジ著

 

数年前のFIのご感想

そういえば数年前に受けた個人レッスンはフェルデンクライスでしたよね。

 

(はい、FIです。)

 

レッスンの後で固まっていた子宮筋腫が左右にコロンコロンと動くようになって、

いいところに収まるようなって、だいぶ楽になったんです。

その後で手術を受けたときに、癒着が無かったので短時間で終わりました。

手術が楽だったのは、あのレッスンで筋腫が動くようになったからだと思うんですよね。

そうそう言おうと思っていて・・・、ありがとうございました。

 

(筋腫が動くのわかるんですか?)

 

わかります。ほんとにあの後動くようになったんですよ~。

 

いろいろなことが起こるものなのだと思いました。

 

木曜日の「みんなでフェルデンクライス」のチラシ

毎週木曜日、9:45~11:00に

新潟市西区の五十嵐コミュニティハウスでやっている

「みんなでフェルデンクライス」のチラシを作成しました。

 

以前に作成したものは既に会場に置いているのですが、

参加している方から、もう少しわかりやすいチラシを

作ってみたらどうですか?と言われました。

 

フェルデンクライスを初めて耳にする人がほとんどで、

会場の職員の方も時々これは何かと聞かれるらしく、

だけど何だかよくわからない。

1年くらい続けてやった参加者から、

とても良いのでこんなに少人数でやっているのはもったいないと

言われました。(ありがたい!)

 

チラシには参加者の感想も書いてありますので、

ご興味ある人はぜひご覧ください。

※説明は基本的にATM(グループレッスン)について書いてあります。

お申込やお問い合わせは、こちらのメールフォームからでも大丈夫です。

みんなでフェルデンチラシ ←クリックするとPDFが開きます。

 

呼吸に聞いてみる

自分のからだの状態を客観的に認識できない場合は少なくありません。

私達は自分の普段の感覚が基本になっています。

例えば立位で足を腰幅くらいに開き、

左右の足に均等に立ってみてといった場合、

四つん這いで左右の膝に同じ重さが乗るようとしてといった場合、

自分が普段立っている足の方により乗った状態で中心を決めてしまう

ということが少なからず起こります。

 

こちらから指摘をすると驚き、

実際に私が力をかけてみると、

自分が最初にいた場所よりも安定感が増すことに驚いたりします。

 

骨がうまく立つ場所にいることは、

その状態での体験がほとんどないために、

最初は少し変な感じがすることもあるようです。

自分としては中心ではなくて、

より右に乗っていたり、左に乗っていたり感じます。

普段右に乗っている人は左にすごく乗っている気がします。

 

立位で骨盤を立てて、ほぼ骨で立つような位置に調整した場合は、

ほとんどの人が前かがみになっていると感じます。

けれども周りで見ている人は、そんなことには感じません。

より背が高くてすっきりした印象を持つ場合が多いのです。

 

ヨガクラスでやる場合は、ATMやFIの結果でそうなったのはないので、

本人はすぐに普段の姿勢に戻ってしまうことが多いのですが、

感覚だけでも感じてもらいたいのと、

どこから動くかで動きやすさが違うことを感じる機会になります。

自分の姿勢を客観的に感じることは難しいのですが、

動きやすさの違いは多くの人が感じます。

 

それからほとんどの人がわかるのが自分の呼吸の深さです。

小学生でもはっきりと違いを言います。

 

どう立っているかで呼吸は全然違います。

楽に立っているなら呼吸は自然に深くなります。

 

フェルデンクライスのレッスンでは、

息を止めていないか、呼吸は楽にしているかと

呼吸に注意を向ける指示をよくします。

 

自分の姿を見ることはできませんが、

普段の生活でも呼吸を目安にすることは

1つの方法だと思います。

 

膝や肘

腕を上げるときに、肘の存在が薄い人は少なくない気がします。

腕を上げると言っても、自分の状態や腕の上げ方もいろいろあるので、

ざっくりした印象です。

膝も歩行中はあまり意識されていない気がします。(痛い人は違うと思います)

 

ところが腕を伸ばすとか、脚を伸ばすといった場合には、

膝や肘周りの筋肉がとてもがんばる人は多い気がします。

膝や肘が上手に使えると、いろいろと楽になる場合が多い気がしています。

 

私は左膝を昔痛めているので、今でもその影響が残り、

脚の太さも違います。左ひざも時々痛みます。

元々膝周りのテンションがとても強く膝は過進展でした。

膝がやわらかく使えていれば、大学生のときに、

膝の怪我が悪化しなかったのではないかと思いますが、

そのときはそんなことはかけらも考えたことはありませんでした。

 

からだの使い方という概念が自分の中に生まれてきたのは、

やはりフェルデンクライスメソッドに出会ったからなのだと思います。

 

FIの面白いところ

先日のATMはKさんがお1人でした。

仰向きで片膝を立てて骨盤を転がすという動きをしているときに、

脚がうまく使えていない感じで、

足の位置はもっと良さそうなところがありそうだなあと思い見ていました。

それで足を立てることをこちらが手伝ってみました。

私が足を立てて、その位置でやってもらうと

さきほどよりも動きやすくなりました。

Kさんも脚を使いやすくなったと言いました。

 

だけどKさんは足の方向がずいぶん曲がっているように

感じたということです。実際は揃っていました。

普段の足の向きと少し変わっていたのです。

 

プラクティショナーが足を立てるときは足、膝、股関節、胴体などの

つながりをみつけながら立てています。

 

Kさんは自分でそこに足を立てることはないですと言われました。

私が足を立てた場所はKさんにとっては自分のイメージやアイデアにはない場所だったようです。

Kさん曰く、

自分が足を立てた場所が自分では一番よい位置だと思っているので、

そこからさらに探そうとは思いませんでした、

と話していました。

 

私が足を立てたことで、Kさんにとって足を立てるというイメージは

それまでとは少しは変わり、

アイデアが増えたと思います。

 

FIの力はこういうところにもあるのだと

Kさんのお話を聞いて思いました。

 

四つん這い、楽になりました

フェルデンクライスのレッスンでは四つん這いや四つ足になるレッスンがたくさんあります。

けれども、大人の大部分の人は普段の生活で四つん這いになることはほとんどありません。

 

 

赤ちゃんの頃はなんの問題もなくハイハイをしていてはずなのに、

大人になると四つん這いが楽ではない人は少なくありません。

腕がすぐ疲れてきたり、手首が痛くなったりするみたいです。

そういう場合は、腕や背中ががんばりすぎていたり、

体をうまく支えていない場合が多いように感じます。

 

四つん這いが楽でない人は以下の方法をお試しください。

(前の投稿の動画も参考になります)

骨で立つ感じで丁寧に膝立ちをします。

膝立ちで頭が背骨や骨盤、大腿骨で支えられいる状態です。

そこから背中や腕を柔らかいままで股関節を曲げて、

柔らかい手を床に置きます。

そして手の位置を整えます。

 

うまくできると四つん這いでも骨盤、背骨、頭がつながっています。

頭から骨盤のつながりがあれば、

腕は楽になっています。

 

今日のクラスで丁寧に四つん這いをしてもらったら、

手首が痛くなくなったとIさんが話していました。

(丁寧にやる前は手首が少し痛かったようです)

 

クラスではこのようなことを丁寧にやっています。

その人その人の動きの癖やパターンにも注意を向けています。

 

ヨガクラス、フェルデンクライスのレッスンとも生徒募集中です。

ご興味がある人は、ご遠慮なくお問い合わせください。

ヨガクラスのスケジュールはこちらをご覧ください。

ヨガクラススケジュール

自分の体をより丁寧に味わいたい方は

フェルデンクライスの個人セッション(FI)がおすすめです。

 

伸ばそうと思っているのに短くなっていませんか?

私達は動きの準備をいろいろやっています。

フェルデンクライスのレッスンはそのことをよりはっきり感じることができます。

フェルデンクライスのトレーニング中に動きの最初だけやりますという指示がよくありました。

今はその意味がよくわかります。

想像以上に私はいろいろやっています!!

 

ヨガのときも脚を伸ばせという指示に昔の私はとても力を入れていました。

伸ばそうと思って、力をいれて短くしているのです。

だけど当時の自分には、そのことを区別することはできませんでした。

なぜなら30数年間(当時)そのやり方しか知らなかったからです。

他のやり方があるということを想像さえしていなかったと思います。

 

動き始めようとしているときに、

息を止めていないか、

お腹を固めていないか、

肩があがっていないか、

首をかためていないか、

腰に力をいれていないか、

背中に力が入っていないか、

太ももはかたくなっていないか、

膝は何をしているか、

手に力をいれていないか、

あごに力がはいっていないか、

歯や舌はどうなっているか、

額に力がはいっていないか、

 

などなど注意してみると面白いと思います。

無意識でやっていることなので、

丁寧に観察しなければ認識することはできません。

 

これはからだが勝手にやっていることではなくて、

自分自身がやっていることです。

 

無意識に働きかけることは簡単ではありませんが、

動きのパターンが変われば、それは自分のものになります。

ストレッチみたいに止めれば元に戻るような種類のことではありません。

 

無駄な準備をやめることは

何をするにもとてもパワフルなことです。