フェルデンクライスメソッド ATM

フェルデンクライスメソッドのグループレッスンをATMと呼びます。 Awareness through Movementの頭文字をとっています。直訳だと「動きを通した気づき」です。

ATMは生徒は先生の言葉の指示を聞いて、自分を観察しながら動きます。先生は見本を提示しません。自分にとって骨格を中心とした無理のない自然な動きを、先生の言葉を道しるべに探ります。

レッスンは動きそのものよりも観察を大切にします。フェルデンクライスの大きな特徴の一つでもありますが、大切なことは脳が“違い”を感じられるために筋肉の努力を減らし、がんばらないことです。すると今まで意識していなかった自分の癖やパターンなどに気がつきはじめます。

動きのレッスンですがストレッチや筋トレ、ヨガやピラティスなどとは違います。

レッスンの種類は多く、仰向け、うつ伏せ、横向き、座位、立位など様々な姿勢で行います。 ほとんどのレッスンでは、仰向けになり床にどのようにからだが接触しているかを確認しながら進みます。このスキャンを通して、自分の体の変化に気づいていきます。

指示を聞きながら、自分ができる楽な範囲で動きますので、ご年齢に関わらず、どなたにでもできるレッスンです。