階段を下りているとき、もう一段あると思っていたのに、最後の一段がなくて「あれれ~」と体のバランスを崩した経験は誰もがあると思います。
私も先日やってしまい、カクッときたんですが、ふと自分の体に感心しました。
無意識に、なんて微妙にバランスをとっているのかと。
階段を下りるというと、大人になった今では何も考えなくてもできる行動の一部になっているので、一見簡単なことのようですけど、体ではいろいろなことが起こっているんですよね。
だから、思っているところに地面が無かった場合、すごくバランスを崩してしまう。
普通に階段を下りることができるようになるまでに、幼児のときに一体どれだけのトライ&エラーがあったことか・・・。そういえば、私が小さい時は高めの階段は後ろ向きで降りていた覚えがあります。
でも階段を下りる練習はやってことはありません。いつのまにかできるようになっているんですね。立ったり、歩いたりするのと同じように・・・。
今までは、こういう場合は自分に対して「何ぼーっとしてるんだろう」と思ったりしていましたが、今回はちょっと「からだってすごいことしてるんだ」と思ったりしました。でも、ぼーっとしているから、こういうこと起こるんですけどね・・・。
こんなことに感動するのは、フェルデンクライスをやっているせいだと思います。わりと普通のことに感動したりします。
階段がない
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