フェルデンクライスの生徒さんから

昨日のATMにご参加されたSさんから、
前回のATMレッスンの後での話をお聞きした。
前回のレッスンには目の動きがいくつか入っていて、
私はレッスンの後で帰るときに、
目の見え方とかに注意してみたら・・・とか
言ったそうな(よく覚えていません・・・)。
車で来られている方で、レッスンが終わるのは夜9時近い時間なので、
帰る時間は真っ暗だ。
「帰り道沿いに前からちょっと気になるお店があるんです。
だけどいつも駐車場がどこにあるかわからなかったんです。
それがこの前のレッスンの帰り道にわかったんです!
明るくてもわからなかったのに(昼間もよく通る道らしい)、
暗いのにわかって、ちょっと自分でもびっくりしました。」
目のレッスンでなくても、ATMの後で視界が広がったり、
目の見え方が違うと感じることはよくある。
何百回も車で走っている道で、
ある日ふと違うものが見えることは私もよくある。
どうして今まで見えていなかったのか不思議になる。
私はかなり狭い範囲でしか風景を見ていない。
私達はいつもの慣れしたんだ空間で、
見えていないもの、
聞いていない音、
触れていない形、
などなど
気がついていないものがどれだけあるのだろうか?
それらに気がつかなくても、
困ることはないかもしれないけど、
気がつくことで、
何かが変わる可能性もある。

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